【最後の砦】としてのiLife 〜困難事例受入多数〜

iLifeは、「居場所」と「可能性」の提供を行っています。

ですので、基本的スタイルとして「受入拒否はしない」心構えでいております。

2023年も様々な経歴を持つ方々を受け入れて、安定生活に結びつけることができました。

本投稿では、2023年に受け入れた事例を紹介させて頂きます。

本文に先立ち一言。
『諦める前に一度、iLifeに連絡下さい。』


【ケース1】盲目・ダウン症・GH待機期間十数年・区分6

<経緯>
お世話になってきた日中支援施設のGH開設を待っていたが、
母が高齢・体調不良につき、将来のことを考え別のGHを検討。
自分のルーティンを守れないと次の行動に移すことが困難で、
出発時間が午前11時を超えることも。
受入れてくれるGHがなかなか無い中、知人にiLifeを紹介されて体験することに。

<受入成功のキーポイント>
本人のルーティンを如何に早く完了してもらうか、という観点から
環境作り、導線構築を行った。(出発時間から逆算してルーティン完了を目指す)

実家の様に母親への甘えもあったので、共同生活であることを理解してもらえるように
共同生活で最低限必要なルールと、自身の(出来上がった)ルーティンの最適化を行った。

(8:30の送迎時間遵守が実現できています)

<ご家族からのコメント>
これまでiLifeのことをいろいろお聞きし安心して託しましたが、
なんとそこまで?というくらい期待以上の対応の連続です。
感謝です。

 

【ケース2】家族に暴力・多数のGH受入拒否・区分5

<経緯>
衝動的な行動が多く、自傷行為(頭を叩く、手を噛む等)、大声で叫ぶ、1時間以上のフリーズ等の行為に加え、家族への暴力行為が頻繁に起き、抑えられなくなり警察介入。
家族は限界。
医療保護入院となり、年齢が若いことから早めの地域移行を目指し、GH入居を打診される。

暴力があります。性的興味があります。と伝えると
会うこともなく拒否されるGHが多かったとのこと。

<受入成功のキーポイント>
本人の世界観(リーダーになりたい)を受容しながら、その中でのルール作りを行った。
乗せる所は乗せ、(リーダーに)相応しくない行為は止めよう、と伝える。

<ご家族からのコメント>
数ヶ月間のレスパイトケアとしての交流断ちの後、
久々に父・母に会われた時、本人から「暴れてごめんね」という言葉が自然に発せられると
涙を流される。

殴られながらヒーロー物のコスチュームを作っていた過去と比べると驚く変化です。ありがとうございます。

 

【2023年 その他のケース】

・区分3、発達障害、女性

・区分6、統合失調症、アルコール依存症、男性

・区分5、重度知的障害、男性

・区分6、自閉症、男性

・区分2、統合失調症、男性


 

医療的ケアが必要な方に関しては、
医療人材が常駐している訳ではないのでハードルが高いですが
障害特性からの問題行動によって受け入れが進んでいない方は
iLifeで対応ができる可能性が高いです。

「最後の砦」

iLifeがお断りを入れても、他で受け入れて貰えるという
様々な社会資源がある世の中が望ましいですが
現状、そうではないと認識しています。

ですので、我々は受け入れる能力を保持していきたいと
環境構築、スキルの向上を目指しています。

一度ご相談下さいませ。

代表 三宅