初めまして、『iLife』を運営する
合同会社アイフォーミュラの代表社員 三宅基晴です。
障がい福祉サービスを提供する『iLife』グループに関心を持って頂き、
誠にありがとうございます。
このページでは、
私、三宅のプロフィールを通して、
『iLife』が
✔何を大切にして、どういう信念で障がい福祉サービスを提供しているのか
✔具体的にどういうサービスを提供しているのか
✔その結果、利用者(サービス享受者)がどんな変化をしたのか
などを、お伝えできればと考えております。
もしも、「iLifeってどんなところ?」
「信用できるのかな?」
と思われたなら、ぜひ読み進めてみてください。
iLifeの現在地
私(三宅基晴)が代表を務める
「iLife」グループでは、現在以下の様な事業を行っております。
- 障がい者グループホームの運営 ※共同生活援助(奈良県下、7つ)
- 障がい者作業所の運営 ※生活介護(奈良県下、2つ)
- 障がい者相談事業所の運営 ※特定相談(奈良県下、1つ)
- 買取・古物商
- 便利屋(エアコン清掃、お庭の清掃、etc)
- 農家向け草刈り
- 壺蜜焼き芋屋
- オーガニック農業 ※2021年着手
- お弁当(仕出し)屋 ※2021年着手
- ベンチャー投資(支援)
パッと見では、いろいろなことをやっていて
福祉事業者としては信頼できなさそうだとか、
金儲けのためならなんでもやるんじゃないかというように見えるかもしれません。
何故こんな事業展開か?と言うと
iLifeが『従業員の成長やモチベーション』を一番大切にしているからです。
『従業員の?
最優先は利用者ではないの?』
と思われたのでは、と予想いたします。
その理由を説明させて下さい。
まず、利用者へのサービス提供を、利用者のすぐ側で行うのが「弊社の従業員」です。
障がい福祉サービスというのは、
マニュアル化されたコンビニエンスストアやファミリーレストラン、
ルーチンが決まっている工場、内職とは全く異なる
ケースバイケースの『超個別対応』が基本となります。
一人ひとりにきめ細やかな個別対応を弊社従業員が考えて、行います。
つまり、支援(サービス)の質の決め手は
『従業員の質』となります。
利用者ファーストのための従業員重視、なのです。
では、従業員の質はどうやったら上がったり、担保されたりするのでしょうか。
私は、質(クオリティ)の源泉は、
- 安定、と
- チャレンジ
にあると考えています。
福祉業界は、周知の事実として平均給与が低く
離職率も高い傾向にあります。
お金の話を出すと途端に
「福祉はお金ではない」という人が出てくるのですが
残念ながら現在の資本主義社会においては、お金がありませんと
最低限の生活を送ることができませんので、
働く側からすれば避けては通れない話題です。
多事業展開は、従業員の経済的安定を創り出す狙いがあります。
そして、多事業展開「自体」を従業員の
好奇心や自主性(=「それ、やってみたい!」)に任せることで
チャレンジの機会創出にもしているのです。
実は、「iLife」グループでの多くの事業は
「従業員(もしくは利用者)のやってみたい」からスタートしています。
子供の頃、「宿題やりなさい」と言われて
やる気が無くなった記憶はないでしょうか。
同様に会社から「やれ」と言われてやるのと
主体的に「やりたい」と思ってやるのでは
パフォーマンスや集中力、モチベーションが全く異なります。
勿論、事業展開だけでなく
福祉現場においても
「こういう支援をやってみたいんですけど」
「こういうイベントはどうでしょうか」
を大歓迎して、実際にやってもらっています。
- 利用者の歌いたいニーズのために、バンド結成し、スタジオで練習する
- グループホームでペットを飼いたいニーズのために、飼育環境を整える
- 余命の短い利用者のために、旅行をプレゼントしたい
- 農業をやりたいの声に対し、農地を借りてくる
思い返せば、色々とやってきています。
こうした取り組みは、
もしかしたら福祉業界では異端かもしれません。
しかし、利用者も会社も従業員も
全てが「充実した幸福感」を感じるためには
この方法が、今の所ベストではないかと思っているのです。
どうしてそう考えるようになったのか、
その理由をお話するためには、もう少し筆を進めるが必要があります。
もしここまでで『iLife』への関心が、興味に変わりましたら
こちらまでご連絡下さい。
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利用者の募集も、従業員の募集もしております。
三宅の価値観形成期
それでは、ここからは三宅の「ある価値観」が産まれた出来事をお話します。
私は幼少期からアトピー症状を持っていました。
一番古い記憶は小学校1年生の時にプールに入れなかった思い出です。
肘の表(裏?)の部分を掻きまくったおかげで
カサブタだらけでプールに入れなかったのです。
子供と言えば「水遊び大好き!」
キャッキャッ遊ぶ友達を横目に、自分の肌をみて
「なんで僕だけ・・・」と嘆いていた記憶があります。
とは言え、
子供の頃からステロイド剤は常用していて、
日常生活を送るのに、そこまで支障になった記憶はありません。
思春期の頃、
ステロイド剤を付けた部分の肌だけやけに白くて
「女の子に変な目で見られたら嫌だなぁ」と
モテを気にしていたぐらいです(笑
大きく変化があったのが、就職してから。
自動車会社に就職した私は
一番忙しい時で、朝5時〜夜24時を数週間続けたりして
生活習慣がガラッと変わりました。
その頃からです。
アトピーが極度に酷くなったのは。
朝起きたら、血で服が肌から剥がれなかったり、
落ちた皮で、小山ができたり。
でも、そんな身体からのサインは無視して
仕事中心の生活を続けて来ました。
「いい加減に目を覚ませ!」という頭を殴られるようなサインが来たのは
産まれた子供にもアトピーがあった時です。
自分の人生ならまだ我慢ができました。
が、子供にもこの苦労を背負わすのか?と考えた時
薬に頼らず、根本的な何かを変えなければ行けないと
心境が大きく変化したのをハッキリと覚えています。
そこからは、
完全断薬、オーガニック食、適度な運動、温冷水浴など
「自然な力」に頼る生活習慣に変えました。
ちなみに、子供にはほぼステロイド剤を使っていないので
生活習慣を変えるだけで、すぐにアトピーは治りました。
私の方は…と言えば
そこから地獄でした。
約25年?程使っていたステロイド剤を急に辞めた反動で
表現できないぐらい辛いリバウンドが来たのです。
- 肌は紫色に変色
- 上半身は全て血だらけ、カサブタだらけ
- 痒くて眠れず、日が登ったあと、気絶するように眠る
- 仕事もできない
- 家の外に出ることもできない
こんな生活でした。
途中、こんなに辛いのであれば
死んだ方がマシだ、と産まれて初めて自殺も考えました。
・・・
結局の所、
ステロイド剤での治療とは
一般的で、多くの医者が勧めるものではありますが
副作用も強く、一生薬漬けになる対処療法です。
一時的に良くなるものの、
人生単位でのデメリットを背負います。
「ステロイド剤と上手く付き合っていきましょう」
こういう医者には、本気で怒りを覚えます。
・・・
半年後、外に出れるようになった私は
価値観が大きく変わっていました。
私と子供を救ってくれたのは
アトピー症状は生活習慣を変えることで完治できる、という
『本物の情報』です。
知っているか、知らないか
ただ、それだけで人生が変わるのです。
「安易な対処法には流れない」 「大切なのは、『根本的・本質的なことは何か』を知ること、考えること」
これが私が死を感じながら得た価値観・信念です。
iLifeが目指す未来
私が私の子供の「幸せ」を願った様に
多くの利用者の親御様も同様に「子供、家族の幸せ」を願っていると思っています。
充実した人生を送るためには、
どんな『本質的な』ことが必要でしょうか。
私はそれを『内発的な好奇心からの行動』ではないかと考えています。
本稿において先程、従業員には
・安定とチャレンジ
を提供することで、この好奇心に富んだ人生を提供しているお話をしました。
では、利用者にはどうでしょうか。
利用者支援には
- リスペクト、と
- チャレンジ
のバランスが重要だと考えています。
リスペクトすること……利用者のありのままを大切にすること
チャレンジを促すこと……利用者の選択肢を増やすこと
利用者が望む「ありのまま」はiLifeに来る以前の環境でのありのまま、です。
この「ありのまま」が利用者にとって、
本当に最高峰の選択肢なのかどうかは別の選択肢をとってみないことにはわかりません。
別の選択肢を生み出すためには、チャレンジが必要になります。
だから、iLifeでは『利用者のやりたい』にも
応えられるように多事業展開している側面もあるのです。
多くの作業所では、だいたい活動メニューが決まっています。
その活動に適合していくのも支援だと思いますが、
もっと合っている活動を探していくのも支援だと考えています。
草刈りも焼き芋屋も料理も、
従業員と利用者が一体になって行っています。
いま、今後10年ぐらいで私(会社)がやりたいのは
「誰しもが自分の強みを活かせ、相互依存できる村」を創ることです。
温泉も欲しいですし、学校も欲しいです。
美味しい飲食店も欲しいし、お酒(私は飲めませんが・・・)の生産、販売などもしたいと思っています。
その村では、障がい者でもシングルマザー(ファザー)でも自分を見失っている人でも、
自分の居場所が見つけられて、自分のゴールに向かってイキイキと人生を歩める。
そういう風になって欲しいな、そういう村が創りたいな、というのが
当面の私(三宅)のゴールです。
そのための道のりを進める歩みを、
会社、従業員、利用者が主体的にワクワクしながら
一体になって行っているのがiLifeです。
是非、一度iLifeに見学に来てください。
充実した人生を送るための
お手伝いをさせて頂きます。
長文に付き合って頂き、まことにありがとうございます。
宜しくお願い致します。
代表 三宅基晴